森林テクニクスでは、自然環境への負荷を減らし
自然とひととの共生を模索しています。
治山事業・林道事業における様々な取り組みを紹介します。
イトウの生息地における災害復旧において、イトウの遡上や降下、産卵の習性に
配慮した構造物を設計しました。その後の調査で、イトウの生息地が復元して
いることが確認されています。
北海道南富良野町 空知川水系
イワナやヤマメの生息する渓流において、渓岸の崩壊地を復旧するとともに
渓床を安定させ、水生生物の往来を可能とする構造物を設計しました。
宮城県 栗駒山 岩魚沢
亀裂の生じた山腹斜面を安定化させる設計では、植物の力(根系の緊縛力)を
活用した工法を検討します。自然環境も維持しながら、構造物の威圧感を
感じさせない景観にも配慮した設計を心掛けています。
宮城県 栗駒山
景観や質感に配慮して、耐久性を高めた木材の利用も設計に取り入れています。
木材は軽量で現場でも加工がしやすいため、大きな工作機械を必要とせずに
施工できるメリットがあります。施工のための仮設道路が必要なくなれば、
さらに自然環境への負荷を減らす設計となります。
木製の橋梁(秋田県 丸舞登山道)
環境にマッチした片桟橋(長野県 軽井沢町)
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